Line展からあっという間に一週間が過ぎた。いつも展示のあとしばらくはボンヤリしすぎてしまう。
今回は作品制作がギリギリで体調を崩してしまった。睡眠と栄養が足りなかったんだと思う。今週は仕事以外はほとんど何もせず、できるだけ睡眠時間を確保したおかげで、すっかりと元気を取り戻せた。
Line展の反省点や収穫もこのブログにいろいろと書き連ねたかったのだけど、一週間もたってから書くのもなんだか間抜けな気がするので細かいことは割愛して、大事な事だけメモがわりに残しておこう。
まず、一人じゃないとできない事ももちろんあるけど誰かと組まないと生まれない領域もある、ということを実感できたのは大きかった。今回のLine展でいえば、朝弘佳央理さんとの8ヶ月間はとても大事な時間になった。自分とまるで違う思考回路の人とディスカッションを重ねることで、今まで知らなかった自分を発見することができた。
それから人の成長を見るのは楽しい、ということ。試行錯誤を重ねながら、写真を表現ツールとしてすこしずつ身体化させていく朝弘さんの劇的な成長っぷりに、隣で見ていて大きな刺激を受けた。今回の展示でおそらく彼女は、写真家としてのスタートラインに立ったのだと思う。
5月から続けてきたミニ展示も含めた作品の内容については、自分の撮りたいモチーフがはっきりと再認識できたことが収穫だった。物撮りやスナップも試してみたけど、やっぱり興味の対象は「人」だった。余分な情報をできるだけ排除した正面からのポートレートが、自分の核となるモチーフなのだ。
反省点としては、コンセプトを練ることに時間をかけすぎて、プリントのクォリティーが疎かになってしまったこと。コンセプトはミーティングを重ねるごとに深いところに降りていくのでキリがない作業だ。どこかでとりあえずの仮決めをして作品化させていかなければいけない。それを、もっともっとと欲をかきすぎていつまでも考えてばかりいた。アラーキーの造語で「指想」という言葉がある。頭じゃなくて指で考える、ってことだと思う。見習わなければ。
次の展示は7月の個展だ。今回のLine展で展示したような顔のシリーズか、ヌードのシリーズを出す予定だ。顔のは2年前にやった個展「女性の美しさについての考察」の続編になるものだ。これは終わりのない作業でライフワークになりそうだ。あれから2年経って、自分の女性に対する考え方がどうかわったのかを見てもらいたい。
ヌードのシリーズもぜひまとまった量を展示したい。ただ、テクニカルな面でいろいろと解決しないといけない課題がある。まず、フィルムの選択。これまで使っていたフィルムが手に販売中止になって入手できなくなる。別なフィルムのテストから始めなければいけない。それから露光時間の変更。今回は小さな和蝋燭一本分の光で撮影したのだけど、その約20分が少し長すぎた。モデルになってくれる人の負荷が強すぎるし、被写体ブレをもう少しだけ抑えたい。それから立体感をもうすこし出したいから、レンズも変えた方がいいかもしれない。今回使った50ミリレンズをやめて、40ミリか35ミリあたりでどうだろう。これもテストしてみないとなんとも言えない。
デジタルのことも少し勉強しよう。もちろんフィルムをメインで使っていくことには変わりないけれど、今回展示した顔の写真のように、巨大なプリントはデジタルの方が都合がいい。撮影からプリントまでのフローを誰か詳しい人に教えてもらいたい。
そろそろ本格的な花粉のシーズンがくる。まともな撮影はできないから、テストを繰り返して、Line展で見つかった課題をこなしていこう。
20110211
また体調を崩してしまった。
少し体がヤワになってきてるんだろうか。
葬儀屋の仕事は一年のうちで今が一番忙しいシーズン。毎日走り回って働いていてる。Line展が終わって体調が戻ったから、つい調子に乗ってまたいろいろとがんばりすぎていた。先週くらいから肌の調子が悪くなっていたのは体からのSOSだったようだけど、それに気がつかずにジャンクフードと短時間睡眠で、またダメージをため込んでしまっていた。ひどい倦怠感と頭痛、かるい目眩い。数日前からは不整脈で、とうとうきのうから動けなくなった。
今日は仕事を休んだ。友引の翌日で忙しい日だったから会社には迷惑をかけてしまった。風邪とかじゃないから病院に行っても点滴を打たれるぐらいだし、病院に行く元気もなかった。一日横になっていたら日が暮れたくらいから元気になってきた。単純に睡眠と栄養が不足していたようだ。
少しスローダウンしよう。睡眠をちゃんととって、まともなものを食べて、ぼんやりする時間をつくって。本当に大変な病気にかかる前に、ちゃんと自己管理しなければ。入院するような金はないし、いろいろやらなくてはいけないこともあるし。急ぐためにゆっくりしよう。