5月になった。今年も3分の1をすぎたのか。時がたつのはつくづく早いな。
今日は天気がいいからか、ゴールデンウイークだからか、何人かにポートレートを撮らせてもらえた。このところ断られっぱなしだったから、少しホッとした。
それにしても新宿はおもしろい。いろんな人が行き交ってる。人間は多様だという当たり前のことを改めて感じる。
ファッションはもちろん、表情や姿勢、歩くスピードも人それぞれだ。写真を撮らせてください、と声をかけた時の断り方も色々でおもしろい。
こちらの存在をまったく無視する人が一番多い。次に「急いでるので」。今日は「もう事務所に入ってますので」というのもあった。
なんの事務所なのか、その業界のルールがどんなものなのか、そういうことはわからないけど、ただ一人の女性として撮らせてもらいたかっただけなんだけどな。いい目をしてる人だったから残念。
すごく嫌な表情で断る人もいるけど、逆にすごく申し訳なさそうに接してくれる人や、撮影の後にお礼を言ってくれる人もいる。お礼を言いたいのはこっちなのに。
他者とどう関わるか。未知の存在にどれくらいの心理的距離で接するか。これも人それぞれなんだな。
20090509
ゴールデンウィークの後半から連日の雨。
撮影にでれないから暗室にこもってプリント作業。
ウォーミングアップに先月千葉の海で撮った写真をプリント。海に反射した太陽の光や空を舞う海鳥、夕暮れの眠った漁港の時間が写っていた。
続いて7月の個展用のポートレートをテストプリント。
印画紙と現像液の組みあわせをかえながら、徐々にイメージに近づけていく。今回の展示ではごく小さなプリントでいくので、全体に少しメリハリをつける。シャドーをしっかり締めながらトーンが潰れないように気をつけて、ハイライトまでのグラデーションを滑らかに。。
なかなか思うようにはいかないけど、一つひとつ課題をクリアーしていく作業。ほの暗い光の中でなぜこの写真群を撮っているのかを何度も反芻する。パソコンとにらめっこの画像処理とは全く違う精神状態の中で、繰返し被写体と出会う。
今日は何日かぶりの快晴。
カメラを持って町へでよう。