20090228

愛用の万年筆の調子がこのごろ今ひとつ。洗浄とか手入れはしてるんだけど、書いてる途中でときどきインクが途切れることがある。

というわけで、ペンクリニックなるものに行ってきた。

ペンクリニックは、万年筆メーカーのセーラーが行っていて、ペンドクターと呼ばれるペン先の職人さんが、全国をまわって無料でペン先の修理・調整を行うというもの。

会場に行くと、白衣を着たペンドクター川口氏がいらっしゃった。万年筆の使用年数や用途を聞かれてそれに答えているうちに、あっという間にペン先はバラバラにされ、ペンチやヤスリを使ってあれやこれやと調整が行われた。

その間約一分。手元に戻ってきた万年筆で試し書きをしてみると生まれ変わったような書き味。新品以上になめらか。十年以上使ってきて、こんなに手になじむ感触は初めてかも。

ペンドクター川口さんは万年筆の職人さん。指はゴツゴツしてでかいけど作業は繊細。余計なことをしゃべらず、すごいスピードで調整して下さった。どの世界もそうだけど、熟練の人の所作は美しい。

調整が終わって最後に、「大事に使ってください」と言われて、なんだか嬉しくなった。蘇ったこの万年筆で、またたくさんの駄文を書き殴ろう。

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20090221

自分は何者だ。

写真展に向けて、プロフィールを作っている。これが意外と難しい。今の自分の写真につながる事柄を列記しようとしたんだけど、書くことが少ない。

写真系の学校には通ってないし、個展も一度しかしていない。受賞歴もないから数行で終わっちゃう。まぁ、それが事実なんだから仕方ないんだけど、これじゃぁちょっとさみしい。写真関係以外の経歴も少し盛り込むか、とメモ用紙に向かって腕組み。

あわせて、作品を説明する文章も考え中。原稿用紙一枚くらいにまとめたいんだけど、こっちは書き出すとキリがない。この写真群で言いたいことはこういうことです、と単純な言葉にするのもちょっと野暮だし、かといって抽象的になりすぎてもわけがわからない。テストプリントをした写真を見ながら頭の中がグジャグジャになっている。

こういうときはちょっと時間を置いて熟成を待った方がいいのかも。
ゆっくり急ごう。

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20090215

写真展が決まった。
7月14日の火曜から19日の日曜までの約一週間。ほんとはもっと早くやるつもりだったけど、だらだらしてたら遅くなってしまった。

前回は3年前、京都のギャラリーで住宅地の風景写真を展示した。あの時点ではいろいろ考えて全力でやったつもりだったけど、いまプリントを見返してみると未熟さに苦笑い。格好つけすぎな感じ。

今回は女性のポートレートを発表する。フィルムで撮ったモノクロ。あまり大きく引き伸ばさない代わりに、きっちり丁寧なプリントを目指す。

ここ数年、たくさんの印画紙や薬品が市場から消えたけど、それも一段落したらしい。このまま銀塩文化が消え去ってしまうのか、と心配した時期もあったけど、どうやらそれはもっと先のことらしい。あたふたせずに、今ある環境でやっていくしかない。

テスト撮影とプリントを繰り返してきたおかげで、テーマや最終的なイメージは出来上がってきたけど、肝心の撮影がまだこれからだ。7月までのタイムスケジュールを考えてみると、あんまり悠長に構えていられない。プリントにも時間がかかるし、春先までには撮影は終えたい。

花粉がつらい、なんて言ってられない。晴れた日はできるだけ撮影にでよう。

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