ひさしぶりに朝からしっかりと雨がふってる。
濡れるのはいやだし撮影はできないから今日は引きこもり。
個展まであと2ヶ月半。そろそろセレクトとプリントなどの作業にはいりたいところ。最近撮った写真を見かえすけど、まだぜんぜん撮り足りないな。
声をかける被写体がブレてる気がする。
どういう人を撮りたいのかが曖昧な写真だ。
「女性の美しさについての考察」というタイトルで、撮りたいのは内面の美しさ。それがどうも表面の美しさに振りまわされている。
好みのタイプばかりに声をかけてたらそれはただのナンパ。
別に「アート」にしようという気はさらさら無いけど、わざわざ展示するからにはなんらかのメッセージや自分なりの「考察」が無いと意味がない。
で、むずかしいのは、外見が美しい人や自分の好みのタイプの女性にも、今回撮りたいような内面の強さ・美しさを備えた人がもちろんいるってところ。街かどに立ってそのへんを見きわめようと考えこんでると、あっという間に人は目の前を通りすぎていく。
撮るときはもっと本能的に動かないとだめだな。まず直感で声をかけて、セレクトで構成していく。考えるのは撮影の前と後。
予定していたスケジュールからだいぶ遅れている。
でも焦ってもいい写真は撮れない。
こんな雨の日は落ちつかない。
20090501
5月になった。今年も3分の1をすぎたのか。時がたつのはつくづく早いな。
今日は天気がいいからか、ゴールデンウイークだからか、何人かにポートレートを撮らせてもらえた。このところ断られっぱなしだったから、少しホッとした。
それにしても新宿はおもしろい。いろんな人が行き交ってる。人間は多様だという当たり前のことを改めて感じる。
ファッションはもちろん、表情や姿勢、歩くスピードも人それぞれだ。写真を撮らせてください、と声をかけた時の断り方も色々でおもしろい。
こちらの存在をまったく無視する人が一番多い。次に「急いでるので」。今日は「もう事務所に入ってますので」というのもあった。
なんの事務所なのか、その業界のルールがどんなものなのか、そういうことはわからないけど、ただ一人の女性として撮らせてもらいたかっただけなんだけどな。いい目をしてる人だったから残念。
すごく嫌な表情で断る人もいるけど、逆にすごく申し訳なさそうに接してくれる人や、撮影の後にお礼を言ってくれる人もいる。お礼を言いたいのはこっちなのに。
他者とどう関わるか。未知の存在にどれくらいの心理的距離で接するか。これも人それぞれなんだな。