20090911

短い旅にでていた。
期限ギリギリの青春18きっぷを使って普通列車で気のむくままに。
名古屋・大阪・金沢・長野
いつものことながら宿はとらずに、朝まで飲んだりネットカフェの深夜パックを使ったり駅で野宿をしたり。もちろん昼間は町をブラブラ散歩。

旅と旅行の違いについてちょっと考えてみた。目的地に行って観光するのが旅行で、あてもなく移動を続けるのが旅だと思う。

旅行はガイドブックや旅行番組でイメージを膨らましてルートを決め、それをなぞり、記念写真という名の証拠写真を撮り、土産物を探してさまよう。これではまるで仕事のようだ。旅は無目的であればあるほどいい。ただぼんやり飽きるまで移動して腹が減ればどこかの町で適当な食事をとり、道行く人の人生や生活を想像して楽しむ。縁があれば町の人と飲んだり喋ったりするけど距離は近づけすぎない。純粋に一人になるために日常から逃げるのが旅だ。

仕事であちこちの国に行くけど、旅っぽいことをしたのは数年ぶりだ。たったの四日間だけど、頭をからっぽにできたし少し人恋しくもなった。自分が今やらなければいけないこともみえてきた。またなにか見失いそうになったら旅にでよう。

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20090831

2010年1月、4人で写真展を開催することが決定した。

メンバーとは全員ネットで知りあって、4月くらいから少しづつ構想をふくらませてきた。先週、ギャラリーに正式に申し込みをして場所と日時が確定したのでやっと公表できることになった。

4人展のタイトルは「あわせ鏡」。
お互いの存在や作品で刺激(反射)しあって、自分の正面の姿や後ろの姿を見つめる。刺激しあう。他のメンバーから学ぶ。自分をぶつける。影響をうける。フィードバッグをかえす。新しい自分を発見する。展示の内容は「あわせ鏡」という言葉とは直接関係は無いのだけど、制作過程におけるコミニュケーションのとり方を象徴する言葉として、この言葉が生まれた。

4人の作風は全く違っていておもしろい。
「静と動」とか「陰と陽」みたいな単純な裏表ではない。人間の感性や視点がこれほどまでにバラエティー豊かだったことに改めて驚いている。写真は文章や絵画に比べて無から有を作りだせないという意味で自由度が低い。それ故に撮影者の個性や興味の対象、被写体との関係性が如実に写りこんでしまう。誰かに写真を見せるということは、自分の深い部分を否が応でもさらけだしてしまうということなんだと思う。

よくあるグループ展などでは展示スペースをメンバーで分割した「集合個展」といった形式か、ひとつのキーワードの解釈がどう違うかを作品で表わす「解釈(または手法)比較展」といった形式のものが多い。でも今回のは違う。バラバラな作品を展示しつつ、それぞれの作品が刺激・影響しあってひとつのグルーブ感(うねり)が出せるのでは、と思う。

これから数ヶ月、個展では表現できないパワフルで多彩な展示になるよう、本格的に作品制作を進めていく。乞うご期待。

参加メンバー

マスナリジュン http://www.junm0713.com/photo
朝弘佳央理 http://chloe.petit.cc/
val http://blog.goo.ne.jp/valstyle
(ク)ニヒト http://bluefa.lomo.jp/in_the_mood_for/

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20090825

このごろ公園を撮影することが多い。
広くて緑が多い公園が近所にあって、昼すぎから夕方までカメラをぶら下げて散歩している。

夏休みだから子供たちが毎日元気にあそんでいる。
虫とり網を持ってセミやトンボを追いかけたり、キャッチボールやサッカーをしている。今の子供もゲームばかりしてるわけじゃないんだな。

思いだしてみれば自分が小学生のころにちょうどファミコンブームがきて、夏休みはクーラーのきいた部屋にこもって一日中ゲームをすることが多かった。ゲームソフトをたくさん持っているちょっと金持ちの友達の家にいりびたったり、ゲームセンターで人がプレイしているのを見て楽しんだりしていた。もちろんザリガニをつかまえたり川で泳いだりもした。喧嘩したり万引きしたりした。夏休みの宿題なんかやった記憶が全くない。

自分の子供時代と一緒だな、と走りまわって遊ぶ子供たちを見て思ったけど、ひとつ違うことがあった。監視する親たちが公園にたくさんいるってことだ。帽子をかぶって肘まである手袋をしている母親らしき大人があちこちに座っている。そして夕方4時くらいになると子供を連れて帰ってしまう。たぶん夕飯の支度のためなんだろうけど、まだ日は高いのに賑やかだった公園は急に閑散としてしまう。

なんかさみしい。遊びなんて日が暮れてからが楽しいのに。不審者や事故から子供を守るっていう理屈はわかるんだけど、遊びが管理されているようで違和感がある。ガキ大将っているのかな。秘密基地の秘密は守られているのかな。人がいなくなった公園でぽつんと夕焼けを見ながらそんなことを考えていた。

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