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	<title>マスナリジュンの日記 &#187; マスナリジュン</title>
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	<description>ブラブラ歩く 写真を撮る 珈琲を飲む そんな毎日</description>
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		<title>20100723</title>
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		<pubDate>Thu, 22 Jul 2010 16:33:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マスナリジュン</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[このところ心が忙しかった。
今月上旬、伯父さんが死んだ。
その伯父さんは母親のお兄さん。いつ会っても怖かった。いつも立派だった。２歳で父親を亡くした自分にとっては、具体的な父性だった。あんなにちゃんとした父親がいるなんて [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>このところ心が忙しかった。</p>
<p>今月上旬、伯父さんが死んだ。<br />
その伯父さんは母親のお兄さん。いつ会っても怖かった。いつも立派だった。２歳で父親を亡くした自分にとっては、具体的な父性だった。あんなにちゃんとした父親がいるなんて、従兄弟がうらやましかった。</p>
<p>実の父親のことはまるで記憶にないから、いわば「言い伝え」の人だった。こういう人があなたの父親として存在してたんですよ、という感じ。人生の前提条件として父親の不在があった。記憶にはなかったけどなんとなくいつも寂しかったし、父親がいないということで嫌な想いもしたから家族を置いて先にあの世に行ってしまったことを少し恨んでもいた。ただ、どんなに考えてもヴァーチャルな存在だった。</p>
<p>伯父さんはリアルだった。伯父さんの前ではいつもビクビクしていた。必ず怒られた。怒られるたびに心臓が止まりそうなほど怖かったけど、同時に嬉しかった。父性を欲していた。</p>
<p>その伯父さんが死んだ。<br />
もう何年も会っていなかった。病気のことを知って去年の年末に会いに行ったけど、状態がひどかったらしくて会わせてもらえなかった。そのことが悲しかった。危篤は知らされず、通夜の数時間前に母親からメールがきた。通夜には仕事で行けなかった。告別式は行かなかった。棺の中で冷たくなっていたり骨になっている伯父さんを見たくなかった。見たら本当に伯父さんが死んでしまうような気がした。確かに死んでいるんだけど、それを確認しに行くことはできなかった。</p>
<p>次の週、３５歳の誕生日を迎えた。<br />
ゆっくりとしたいい日だった。一番好きな珈琲屋に行った。写真展をまわった。写真を撮った。酒を飲んだ。いま大切な人や大事にしたい事が見えた気がした。</p>
<p>その二日後、父親の３３回忌だった。<br />
従兄弟が動いて執り行ってくれた。本来は自分がやるべき法要のはずなのに、参列もしなかった。仕事や交通費はどうにかすればなんとかなったのに、それを口実に行かなかった。</p>
<p>結婚してブラジルに行っている姉ちゃんが一週間帰ってきていた。姉ちゃんからのメールはもう長い間読まずに削除している。今回の帰国も母さんから聞いた。結局会わないままにブラジルに戻っていった。</p>
<p>母さんからのメールもめったに返さない。その事で母さんが悲しんでいるのも知っているし、悲しませようとしているわけでもないけど、いざ電話やメールをしようとすると体が固まってしまう。</p>
<p>なんで家族とうまくやっていけないのだろう。<br />
特になにか嫌な思い出があるわけではない。あったとしても憶えていない。憶えていないから修復ができない。向き合えない。３５歳にもなって家族のことで悩むとは思ってもいなかった。</p>
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