20090720 写真展終了・謝辞

おかげさまで、写真展は予想以上の盛況のうちに無事会期を終えることができました。

まず、たくさんの方に会場でお会いすることができたのが嬉しかったです。それぞれが自由に自分の体験や考え方に照らしあわせて作品と向きあってくださるのを横から拝見していると、ここ数ヶ月の汗が報われる思いがしました。特にモデルと同世代くらいの女性が作品のコンセプトを受けとめてくださるのが何より嬉しかったです。

展示会場に使わせていただいたルーニィ・247フォトグラフィーの篠原さんと杉守さんには構想段階から相談に乗っていただきました。何を質問しても的確なアドバイスがかえってくるので安心して作品制作にうちこむことができました。また一生懸命働くスタッフの小原さんのキュートな笑顔には、期間中の緊張状態からずいぶん救われました。ありがとうございました。

サイトやブログなどで写真展のことを宣伝・紹介していただいた方にも深く感謝します。新人作家である僕にとって、とにかく多くの人に名前と作品の方向性を知っていただくことが今回の展示の目的の一つでした。何の見返りも求めず紹介していただいたことがとても嬉しいです。おかげさまで普段は写真展にあまり興味の無い方にもたくさん足を運んでいただき、僕のメッセージを届けることができました。

モデルとして撮影に協力してくださった女性のみなさんがいなければ、この作品はありえませんでした。きっと素敵な笑顔をお持ちだろうなと知りつつ、今回の作品意図から無表情をお願いしました。結果、メディアにあふれるモデル写真のような「美しさ」ではなくなり、展示されたのは証明写真のような写真でした。ご本人が他人に見せたい表情では必ずしもなかったかもしれません。作品をご覧になって不快に思われましたら深くお詫びを申し上げます。しかし僕はもちろん、来場者のほとんどの方がモデルのみなさんのまっすぐな視線から強さや内面の美しさを感じてくださったようです。

撮影させていただいたにも関わらず展示しなったモデルの方もたくさんいらっしゃいます。強く申し上げますが決っして「美し」くなかったというわけではありません。これは単に会場のスペースと全体のバランスのために止むをえずセレクトせざるをえなかっただけです。どうかご理解ください。いずれまた別の機会に発表させていただくこともあるかと思います。

制作段階から応援してくれた友人達や、日々励ましてくれたりブログで紹介してくれたり会場に足を運んでくれたtwitterのFriendsのみんな、文学的で思索に富んだ意見と世界で一番おいしいコーヒーを飲ませてくれる青山の某コーヒー店のDさんにも、心からの愛と感謝を送ります。

会期中は連日厳しい暑さでした。
来てくださる方のことを思えばもっと別な時期に開催するべきだったと思います。ただこれはとても個人的なことなのですが、会期前日の7月13日は僕の34歳の誕生日、16日は32歳で他界した父の命日でした。元気で自分の道を歩いているよと、どこかで見守ってくれているであろう父に伝えたかったのでこの時期にしました。暑いなか来場してくださった皆様に心から感謝します。

今回の展示では多くの課題を見つけることができました。
プリントのクォリティーや背景の処理といった技術的な面や、被写体への距離感や迫りかた、展示方法、テーマの設定の仕方など、次の作品へ向けてクリアしていかなければいけない点が分ったことは大きな収穫でした。

きのう展示が終わりしばらく放心状態になるかと思っていましたが、今は制作意欲で頭が支配されています。少しクールダウンしてからコンセプトや撮影方法を詰めていき、次の制作にとりかかろうと思います。
どうぞ、楽しみにしていてください。

くりかえしになりますが、今回の展示にむけて協力・応援してくださったみなさんと会場に足を運んでくださった方へ、心から感謝を申しあげます。ありがとうございました。

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